ドイツへの引越しも一段落して、さぁお料理!と張り切るも、スーパーには日本で見かけなかった品々が…。そんなお初の食材や、日本食材の代替え品を紹介します。
1.何これ?【野菜編】
◉Kohlrabi : 大根のような食感で甘みあり。サラダや焼き物、煮物、ピクルスにするのもオススメ!
◉Spitzkohl/Jaromakohl :どちらもキャベツ(Kohl)で日本のキャベツと同じように使えます。(Weißkohlは硬めで歯ざわりが違うので注意。)
◉Mangold : 栄養価の高い葉野菜。しっかりした歯ごたえで、ほんのり苦味があります。
◉Bärlauch : ニラ代わりに使えます。オリーブオイルや松の実などと混ぜ、ペースト状にして、パスタにするのもグッド。
◉Sellerie : 下茹でして、サラダにしたり、スープの出汁をとるのにぴったりな根セロリ。日本でいうセロリはStaudensellerie。
◉Pfifferlinge : ドイツの秋の味覚、アンズダケ。クリームソースで味わうのが定番だけど、和テイストにしても美味しい!
2.何これ?【お肉編】
お肉の名前は、“Schwein(豚)”、“Rind(牛)”、“Gefügel(鶏)”など種類の後に、部位名が組み合わせられてることが多いです。
<豚肉>
◉Schweinebauch : 豚バラ
◉Schweinefilet : 豚ヒレ
◉Schweinenacken : 豚肩ロース
◉Schweineschnitzel : Schnitzel “とんかつ”に適した脂身の少ない切り身肉
<牛肉>
◉Rinderfilet : 牛ヒレ
◉Rindergulasch : Gulasch “グーラッシュ(ハンガリー風シチュー)”用の角切り肉
◉Hohe Rippe : すき焼きやしゃぶしゃぶに最適。
◉Rinderrouladen : 具材を挟んでロールできるよう大きめにスライスされた牛肉
<鶏肉>
◉Hähnchenschenkel : 鶏骨つきもも肉
◉Hähnchenflügel : 鶏手羽肉
◉Hähnchenbrust : 鶏胸肉
※Hackfleisch(ひき肉)は、豚と牛の合挽き肉か牛肉が主で、まれに七面鳥(Pute)もあります。
3.和食に使える代替え品!
アジアショップやオンラインショップで、日本の調味料・食材はある程度揃いますが、近所のスーパーで代替えできるものも結構あります。
◉すし酢 : Apfelessig(りんご酢)、Reisessig(米酢)
◉かたくり粉 : Kartoffelmehl(じゃがいもの粉)、Stärkemehl(とうもろこしの粉)
◉パン粉 : Paniermehl(Schnitzel用のパン粉。日本の物より粒が小さく、味がついています)
◉料理酒 : Weißwein(白ワイン)
◉練りごま : Tahini・Tahin(ごまのペースト)
ドイツ語の食材名を学びながら、ご家庭料理をお楽しみください♪