ドイツで揃えるべき、最初の工具とは?

ドイツでの生活では、DIYが必要な機会がよくあります。

例えば、下記の様な感じで必要に感じた方も多いのではないでしょうか。


・家具店で購入した家具を組み立てたい

・天井にライトを取り付けたい

・壁に絵を飾りたい

・壁に家具を取り付けたい


今回は「DIYはしてみたいけれど、何から始めたらいいのか分からない…」という方のために、最初に揃えるとよい工具をご紹介します!


●ドライバー/Schraubenzieher

ドライバーは、色んな場面で活躍する基本中の基本の工具。

プラス(Kreuzschlitz-)・マイナス(Schlitz-)のどちらにも、様々なサイズがあります。違うサイズでそれぞれ3本ぐらい用意しておくと便利です。そして、取っ手にドライバー部を差し込める、ビット型になっているものも便利かもしれません。

ドイツで広く使われているプラスドライバーには、PHタイプとPZタイプというのがあり、本来はネジのタイプに完全に合う

ドライバーを使うべきですが、最初はそこまで求めなくても問題ありません。

さらに、天井にライトを取り付けるなら、

検電ドライバー(Spannungsprüfer)がある方がいいです。



■ハンマー/Hammer

ハンマーは家具店で購入した家具を組み立てるのに使う時も活躍してくれたり、絵を掛ける際に壁に釘を打ち込んだりするのにも使える使用頻度が高い基本の工具。

基本的には、何でも良いのですが、重すぎず、手に収まりが良いものを選ぶと使いやすいです。

持ち上げるだけで一苦労するようなハンマーでは、DIYは捗らず、手首を痛めてしまう可能性があります。



■ペンチ/Zange

最初に買うなら、Kombizangeと呼ばれている、物を掴むペンチとしての機能の他、針金などを切るニッパー部が付いているものが便利です。

太さのあるものをしっかり掴みたい時にはウォーターポンププライヤーが適しており、細かい作業ではラジオペンチが便利なのですが、とりあえず最初は1本だけでもペンチがあれば何とかなるので電工ペンチだけでも持っておくと安心です。



■メジャー・折り尺/Rollmeter・Zollstock

長さを測ったり、壁に穴をあける位置を決めるのに、メジャーは必要です。メジャーの中でも巻き尺タイプが使いやすいかもしれません。

ドイツでは折り尺(Zollstock)がよく使われます。使い方を覚えるとけっこう便利なのですが、日本人にはあまり馴染みがなく、使いにくいかもしれません。使い込むと関節部が緩んできて正確に測れないこともあるので、しっかりとしたものを選ぶことをオススメします。



■カッター/Teppichmesser

カッターは工具というよりは文房具に近いものかもしれませんが、ドイツ名の通り、じゅうたんを敷くときなどにも使います。

その他にも、あらゆる場面で活躍する工具なので1本持っておくと非常に便利です。

これまでDIYなどの経験がない方は、安全の為に軍手の着用をするとよいかもしれません☺

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