BahnCardとは?

BahnCardは、ドイツ鉄道の運賃が割引になるカードです。
BahnCardには大きく分けて、下記の種類があります。
●BahnCard 25・・・正規運賃(Flexpreis)の25%割引
●BahnCard 50・・・50%割引
●BahnCard 100・・・全額割引
※実は他にも細かい分類があるのですが、それは後ほど説明します。
そもそもドイツ鉄道の運賃って?
本題のBahnCardの詳細情報に入る前に、ドイツ鉄道の運賃について簡単に説明をします。これを知った上でBahnCardを選ばないと、損をしてしまうかもしれません!
■正規料金と割引料金
ドイツ鉄道の運賃には、FlexpreisとSparpreisというものがあります。
Flexpreisというのはいわゆる正規運賃のこと。ただし、『Flexpreis』という単語は『正規料金』という意味ではありません。『フレキシブルに移動できる』のでこの名前が付いているみたいです。
何がフレキシブルかというと、まずは決められた電車に乗らなくても大丈夫なこと。例えば1本速い電車、遅い電車などにも乗ることができます(この場合は当然ながら、あらかじめ指定した座席は使えません)。それから、旅行をキャンセルや延期をした時などに、チケットの交換・返済が可能です。
Sparpreisというのは割引料金。Flexpreisに比べて運賃は安いのですが、乗る電車を変更することはできません。ただし、遅延などでドイツ鉄道側に非がある場合には、同じ路線の違う時間帯の電車に乗ることができます。
■子供はタダで同伴できる
それから、6歳未満の子供はタダで同伴できます。これは日本とほぼ同じルールですね。
あと知っておくべきなのは、どちらの運賃のチケットでも、6歳から14歳までの自分の子供(もしくは孫)をタダで同伴できることです!しかも、自分の子供(孫)でさえあれば、何人でも大丈夫なのです。ただし、事前にチケットにその旨の記載が必要です。購入するときにしっかりチェックしましょう。
それ以外で6歳から14歳までの子供を同伴する場合は、50%の料金になります。子供がひとりで旅行する場合も同じく50%です。
■座席指定は別料金
座席を指定する場合は別料金がかかります。2等車(2. Klasse)の座席指定は4.50ユーロ。1等車(1. Klasse)はチケット購入時に座席指定をすればタダ、チケット購入時でなければ5.90ユーロです。
他にも、家族やグループ用などの安い座席指定料金もあります。詳細は下のページをご覧くださいね。

【BahnCardの種類標準カード】

まずは標準のカード(BahnCard 25 /50 /100)。上の料金表は現時点(2023年10月更新)の料金と割引の適用範囲です。いずれも1年の有効期限です。
この表を見ると分かりますが、Sparpreisのチケットを購入する場合は、BahnCard 25もBahnCard 50も25%割引です。しかも、BahnCard 50の場合は、電車がICEとIC/ECのみとの制限もかかっています。
いつもSparpreisのチケットを買うのであれば、BahnCard 25の方が安いしお得です!
BahnCard 100は全額割引ですので、チケットを買う必要すらありません。
必要に応じて座席指定のみでOK。BahnCardあり/なしに関わらず、100km以上の長距離チケットを買うとCity-Ticketというオプションが付きます。このオプションがあると出発地・到着地の中心部で、バス、S-Bahn、U-Bahnなどの公共交通機関にタダで乗ることができます(1回限り有効)。
このCity-Ticketの適用範囲はその町ごとに確認が必要です。
そして、BahnCard 100を持っている場合は、どこの町でもCity-Ticketの範囲なら乗り放題です。さらにS-BahnはDBなので、どの領域でも乗り放題です。
【BahnCardの種類年齢などの条件で安くなるカード】

次は、主に年齢で安くなるカードを見ていきましょう。
Jugend BahnCard 25というのはものすごく安いのですが、前のページで説明した通り、14歳までの子供が親と一緒に移動するのであれば無料です!
これを購入する場合は、子供だけで移動する機会がある人の場合です。
14歳までの子供が親と一緒に移動する場合は購入の必要はありません。
【BahnCardの種類3ヶ月間のお試しカード】

有効期間が3ヶ月間のみのProbe BahnCardというものがあります。
上の表が2023年10月時点での料金です。
試しに使う以外にも以前にBahnCardを持っていた人でも買えるので、3ヶ月間だけたくさん移動がある人や、それ以降に電車で移動する予定が全くない人にもよいでしょう!
ただし、カードを解約をしないと、3か月後に普通のBahnCardに継続されます。
早めに解約をしておく必要があります。
【さらにお得に使うコツ】
●解約をマメにする
Probe BahnCardのところでも書きましたが、BahnCardは放っておくと自動的に延長され、次の1年分のカードが送られてきます。
人にもよりますが、数ヶ月間全く電車で移動しない場合などもありますね。例えば3ヶ月間全く使わないとすれば、BahnCardの購入代金の4分の1を損してしまうことになります。一度解約して、次に旅行するときにBahnCardを買った方が効率がよいです。
とはいえ、解約は忘れがちですね。ですから、契約したらすぐに解約してしまうのがよいですよ。実はこれがドイツ流だったりします。
※解約はこちら⇒https://www.bahn.de/angebot/bahncard/bahncard-verwalten
●解約すると、お得な案内がくる
マメに解約なんてケチ臭いのでは…?なんて思う人も多いはず…
しかし、一度解約をしてみたら、その方が圧倒的に得をします!
解約した途端に、DBからタイミングよく手紙が来ます!
もちろん中身は、お得にBahnCardを購入できる案内です。『今なら〇ユーロ!』『今なら〇%割引!』なんていう案内です。
なんとBahnCard 25が1年分無料、BahnCard 50が100ユーロ引きという案内なんてことも…!試してみる価値ありです◎
